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2014年12月18日木曜日

今度のバフェットからの手紙には、2大付録がついてくる(WSJ)

ウォーレン・バフェットの書く株主向けレター(いわゆるバフェットからの手紙)が公開されるのは春が始まるころで、少し先の話です。しかし来年はウォーレンがバークシャーの経営を始めてから記念すべき50周年ということで、今度のレターはいつも以上に仕込んでいるようです。The Wall Street Journalのブログ記事から引用します。(日本語は拙訳)

Warren Buffett Looks Ahead to Berkshire's Next 50 Years (WSJ)

過去の歳月と同じように、バフェットは毎年株主向けに出すレターを執筆する作業に忙殺されている。そのなかで、2014年のバークシャーの業績をふりかえるのだ。しかし2015年は、「現在の経営陣」の指揮下に入ったバークシャー・ハサウェイにとって輝かしい記念の年である。そのため彼は、次の50年間におけるバークシャーについてみずからの抱くビジョンを記すことにも紙面を費やしている。

Like in years past, he has been busy composing his annual letter to shareholders reviewing Berkshire's performance in 2014. However, because 2015 will mark the golden anniversary of Berkshire Hathaway under "current management," Mr. Buffett has also been laying out, on paper, his vision for Berkshire for the next 50 years.

バフェット氏はレターをまだ書いている途中である。彼によると、これまでに書いた長さは2万語、ページ数にして30ページになるという[ちなみに2013年度は22ページ]。その多くは手書きによるもので、過去のレターから文章を引用する箇所には指示を入れてある。アシスタントのデビー・ボサネック女史が全文をタイプし、さらにはバフェット氏の古くからの友人でFortune誌のライターを引退したキャロル・ルーミスが、明瞭簡潔な文章へと校正する。

バークシャーの株主や同社の活動をフォローしている人には、来年はうれしいおまけがついてくる。バークシャーの次の50年におけるビジョンを、マンガー氏も書き記してくれるからだ。バークシャーの年次総会で受けた質問に答える際によくみられるように、マンガー氏は強烈な機知や真面目な顔で話すジョークを折々で見せてくれる。株主はその様子を楽しみにしているのだ。

So far, the letter is a work in progress and Mr. Buffett says he's written 20,000 words, or about 30 pages. He writes much of it in long hand and marks up sections from previous letters to use, all of which his assistant Debbie Bosanek types up. Mr. Buffett's longtime friend and retired Fortune writer Carol Loomis then takes her pen to it, editing his letter for length and clarity.

Berkshire shareholders and those who follow the conglomerate's activities will get a bonus next year: Mr. Munger is also writing down his vision for Berkshire for the next 50 years. Shareholders love Mr. Munger's sometimes bruising wit and deadpan delivery, often in response to questions posed at Berkshire's annual meeting.

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