節約発投資行き

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、今回でおわりです。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 事業優先度の観点からみた年金基金の管理 もちろんですが、非伝統的なもの(リスクが増すことと同義ではあ...

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、13回目です。今回は株式投資家にもなじみ深い話題です。このシリーズも次回が最終回です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) (5) 最後の選択肢はわたしが頼みと...

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、12回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) ((1)と(2)は前回に掲載) (3) 適切な理由で好成績をあげており、少額を任せられる運用者をみつける...

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、11回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 年金基金を運営する上での主要な選択肢 年金基金が証券へ投資する場合、いくつかの道が考えられます。それは次...

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、10回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 年金基金における資産運用の実態 最近のことですが、ある年金基金から興味ぶかい数字を見せてもらいました。1...

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、9回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 光明はあるのか? 賢明なる企業は、年金基金の運用で確実に優れた成績をあげられるだろうか? 平均以上の成績を...

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、8回目です。なお最初の段落は、 前回分 最終段落の注釈になります。(日本語は拙訳) [*] この手の考え(願望という名の亜種もあります)に関する興味深い例がありまし...

ウォーレン・バフェットが、ワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、7回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 企業年金制度運営の歴史(第2幕)躍進のとき そして探索が始まりました。ウォール街は商売上の真空地帯ができる...

ウォーレン・バフェットがワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、6回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 企業年金制度運営の歴史(第1幕)目覚め 数十年前には、ほとんどの企業にとって年金とは比較的新しいものでした。...

ウォーレン・バフェットがワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、5回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) あらゆる年金制度に共通する資産運用上の問題 年金を給付することを決定したら、どのように支払えばよいでしょうか...

ウォーレン・バフェットがワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、4回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 「地震的なリスク」 [想像を超えたリスクの意] 1920年初めに大きなインフレが起きたドイツでは、ダイムラ...

ウォーレン・バフェットがワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、3回目です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 保険数理上の基本的な諸原理に関する説明 ここで、理解しておくに値する保険数理的な原理を説明します。ただし専門...

ウォーレン・バフェットがワシントン・ポストのキャサリン・グラハム向けに書いた企業年金制度に関する注意について、2回目になります。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 「将来の支払いを今約束する」ことのソロバン勘定が、いかに誤解しやすいか 「存命中は毎月500ドルを支払...

半年前に発表された2013年度「バフェットからの手紙」では、企業年金や公的年金の問題についてウォーレン・バフェットは短いながらも警告を出しています。そして年金問題を理解する材料としてワシントン・ポストのキャサリン・グラハムに書いた文章のコピーを掲載し、一読するように勧めています。...