よくある話ですが、職場に立ち入ってくる営業の女性に勧められるまま、生命保険に加入してしまいました。90年代に一般的だった定期付終身保険です。掛け金が毎月15,000円ぐらいだったでしょうか。金づるとしか見られていないなとは感じていましたが、とにかく当時は脇が甘かったのです。
そのため、結婚後に妻から共済に変更してコストダウンするように言われたときには異論はありませんでした。ただし契約解除の手続きが面倒で、気乗りしませんでした。
契約時の住所から遠くに引っ越していたので担当営業に連絡しても長引くだろうと判断し、最寄りの営業所に出向いて解約手続きを行うことにしました。新規に契約する共済の開始時期と、解約前の保険の期間が離れないように、またダブらないように調整しました。手続きに必要な書類等は事前に調べておき、出直すことのないように注意しました。窓口での応対は特に印象は残っていません。事務的に手続きが進みました。
しかし、保険会社の最後の処理は、後味が悪かったです。解約時期を明記していたのに勝手に先送りし、保険料1ヶ月分を余計に口座引き落とししていました。不備を指摘して返金してもらいましたが、「処事光明(=公正明大)」を謳う財閥系企業がとるべき行動ではない、と感じました。
最近になって世の中の仕組みがようやくわかるようになってきたのですが、「継続的な取引が必要で、他社に乗り換えるのに手間がかかる」商売はうまみがありますね。経営学でいう「スイッチングコストがかかる」というやつです。翻って投資先を選ぶ際には、この観点に留意するようにしています。
なお、共済では総合保障4型を契約しています。毎月4,000円の掛け金です。年間で48,000円払うことになりますが、そのうち10,000円強が返戻金として8月1日に返金されます。昔の保険と比べると安いです。あまったお金は投資の原資に回し、これで自家製の変額保険になりますね。
契約当時とくらべると蓄えもできてきたので、契約内容を毎月2,000円に減額することにしました。生保と比べて、共済の手続きは簡潔そのものです。加入証の裏にメモ欄があり、そこに希望内容を書いて自署捺印し、郵送するだけです。
== No title ==
返信削除こんばんはー。
私の場合は、妻の母が保険屋さんだったので、月7万円以上掛け金はらって、入ってました。私が死んでも、子供が成人になるまで同じレベルの生活が、家族ができるようにと^@^。彼女の母が辞めたのと、リーマンから年収下がったのと、子供が20歳こえたので、全部解約しました。日本は健康保険(国民保険)あるので、基本的には民間の生命保険はいらないですよね。しかし、妻の意向で共済と会社の掛け捨ての生命保険に、月1万円ちょっとまだ。かけてます。妻に楽させてあげたいから、退職するまではまだいいかなと^^。日本の保険屋さんは、いらない保険を勧めすぎ。まぁ、入るほうが・・・悪いか・・・
== bottledinさん、コメントありがとうございます ==
返信削除bottledinさん、はじめまして。コメントを頂き、どうもありがとうございます。
月7万円以上は大金でしたね。解約時の返戻金もかなりの額に
なったのでしょうか。
お子さんが成人なされたということで、まずは重責を果たされたわけですね。おめでとうございます。
我が家はまだ小学生以下なので、先が楽しみというか、思いやられるといいますか(苦笑)。
bottledinさんは用意周到な方のようですが、そういう方ほど健康で長生きされるのではないでしょうか。^-^
それではひとまず失礼致します。