節約発投資行き
チャーリー・マンガー、ウォーレン・バフェット、バリュー投資、集中投資、バイ・アンド・ホールド、節約・倹約などの話題
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2017年11月16日木曜日
経済予測のおもな役割(ジョン・ケネス・ガルブレイス)
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Clipper Fund という名のバリュー志向のファンドがあります。一昔前にその動向を追いかけていたのですが、2006年にマネージャーが変更になると公表されてからは遠ざかっていました。最近になって何とはなしにWebサイトにアクセスしたところ、現マネージャーの名前に不意を突かれま...
2017年10月24日火曜日
いずれ来たる下落を見やった投資家3名の言葉
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今回は、バリュー志向のマネージャーが市場の下落について最近触れていた文章を3つご紹介します。(日本語は拙訳) はじめは、バリュー・ファンドFPAクレセントのマネージャーとしてよく取り上げているスティーブン・ローミック氏の文章です。彼が書いた 第3四半期の顧客向けレター [PD...
2017年10月16日月曜日
現在の株高を説明する2つの要因(ジェレミー・グランサム)
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資産運用会社GMOのジェレミー・グランサム氏は、慎重派のマネージャーとして何度か取り上げてきました。しかし昨年後半あたりからの彼は警戒的な主張を弱め、市場の続伸を是認(あるいは諦観)するような見解を述べています。今回は、GMOが四半期ごとに公表しているレターから引用します。統計好...
2017年9月24日日曜日
オークツリー式の投資手法(ハワード・マークス)
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Oaktreeのハワード・マークスが書いたメモから、2つ目の引用です。 前回分はこちら です。(日本語は拙訳) メディアが示した反応 (より一部を抜粋) 新刊を執筆するにあたって、投資家が平均以上の成績を達成するためにできることを、大きく2つに分類しました。 ・「選択...
2017年9月12日火曜日
風船の空気について(ハワード・マークス)
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前回のメモは過去最大の反響を呼んだということで、ハワード・マークスが返歌に相当するメモを早々に公開していました。そのなかからいくつかの部分を訳付きでご紹介します。 今回とりあげる文章は、「現在の市場がどのような状況なのか」を簡潔にまとめた箇所です。最後の一言は結論の一面を見事...
2017年8月16日水曜日
インデックス投資も同じ道を帰る(ハワード・マークス)
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前回 につづいて、ハワード・マークスによるパッシブ投資に関する話題です。(日本語は拙訳) パッシブ投資が低額の手数料や経費ゆえに魅力的であるということは、つまりファンドの組成者は規模の大きさを強調しなければなりません。インデックス・ファンドよりも高い手数料を得るとともに利益の...
2017年8月12日土曜日
インデックス投資において考慮すべき点(ハワード・マークス)
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ハワード・マークスの最新レターからもうひとつ、インデックス・ファンドなどのパッシブ投資に関する話題をご紹介します。今回は、彼の示す小気味よい考察に啓発されました。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) パッシブ投資及びETFについて 50年前になりますが、シカゴ大学の[...
2017年8月8日火曜日
投資家が見せる、ある種の楽観(ハワード・マークス)
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前回 ご紹介したハワード・マークスのレターの続きです。(日本語は拙訳) 強気相場を牽引するそれら最強銘柄の株価は、必ずや完璧な金額にまで到達します。しかし多くの場合、やがてはその企業の完璧さが幻想あるいは儚い(はかない)ものだったことがわかります。ニフティー・フィフティーに含...
2017年8月4日金曜日
最強銘柄が選出されるとき(ハワード・マークス)
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ハワード・マークスが新しいメモを7月末に公開していました。彼は2冊目の著作を現在執筆中で、来年刊行の予定だそうです。新刊で扱うテーマは「周期」で、今回のメモでもその種になる話題が含まれているとのことです。そのこともあったのでしょう、「いつもの2倍」ほどの長さになったメモは正味22...
2017年7月24日月曜日
負けぬが勝ち(スティーブン・ローミック)
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ファンド・マネージャーであるスティーブン・ローミックの文章を久しぶりに取り上げます。バリュー志向の投資家の代表格であるウォーレン・バフェットと同じように、市場全般が好調な現在は相対的な成績という意味で彼も遅れをとっています。今回引用する文章は、そんな彼を信じて資金を託してくれてい...
2017年7月18日火曜日
予測に関する5つの警句(ハワード・マークス)
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ハワード・マークスが1月に書いたレターから、最後のご紹介です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) 最後に特別付録です。予測のことを話題にした引用文ばかりを、私は40年来収集して(再利用もして)きましたが、その中から珠玉の5本をご紹介します。全体としてみれば、今回の主題に...
2017年7月16日日曜日
自分を向上させたいのであれば(ハワード・マークス)
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オークツリーのハワード・マークスが1月に書いたレターから引用が続きます( 前回分はこちら )。常識感覚に富んでいて、良い文章です。(日本語は拙訳) 第一に、1年前にウォーレン・バフェットと夕食を共にしたとき、彼が次のように指摘した件です。「そういった情報に追い求める価値がある...
2017年7月14日金曜日
電子が感情を持ち合わせていたら(ハワード・マークス)
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前回 につづいて、ハワード・マークスのレターから短い文章ですが引用します。「予測」に関する話題です。(日本語は拙訳) 未来については、事実というものは存在しません。あるのは、ただの見解です。自分が予想したマクロ的な将来を心底から断言する人は、無知ゆえの発言なのか、それとも自信...
2017年7月12日水曜日
時間の無駄かもしれない(ハワード・マークス)
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Oaktreeのハワード・マークスが1月に書いたレターは、「専門家の見解(Expert Opinion)」と題したものでした。「専門家による予測は、あまり当てにならない」とする主旨が、彼らしい実際的な視点から説明されていました。そのなかで気に入ったいくつかの箇所を、少しずつ引用し...
2016年2月28日日曜日
ウォーレン・バフェットが望む人物の条件(セス・クラーマン)
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2009年3月のOID誌に掲載されたセス・クラーマンの講演記事から、ウォーレン・バフェットの言葉を引用した部分です。どこかで読んだ記憶のある発言ですが、こうして触れられていることにいっそう意義を感じます。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) <クラーマン> い...
2016年2月24日水曜日
無傷で迎えることのできる大統領選投票日(ジェレミー・グランサム)
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GMOのジェレミー・グランサムが少し前にレターを公開していました。今後1年間の市場予測を試みているのは、年初ながらの恒例のようです。今回は、おなじみのキーワード「大統領選」が登場している文章を引用します。なお、もうひとつ取りあげられていた話題は「アメリカの強み(そしてカナダも含め...
2016年2月10日水曜日
スポーツ選手が抱く心境に学ぶ(セス・クラーマン)
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2009年3月のOID誌に掲載されたセス・クラーマンの講演記事から、さらに引用します。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) <クラーマン> みずからの投資プロセスをコントロールすることにおいて、そういった点は絶対的に重要です。ソシエテ・ジェネラル社のストラテ...
2016年2月6日土曜日
私の経験から言えること(セス・クラーマン)
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2009年3月のOID誌に掲載されたセス・クラーマンの講演記事から、今回も引用します。短いですが核心をついた言葉です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) <クラーマン> 経験とはたいていは良きものですが、時には経験という罠にいざなわれて、早すぎる行動を起こし...
2016年1月22日金曜日
バリュー投資家は難しい時期に恩恵を受ける(セス・クラーマン)
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2009年3月のOID誌に掲載されたセス・クラーマンの講演記事から引用がつづきます。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) <クラーマン> 短期的な成績を追求する投資ビジネスに固有の圧力に抵抗でき、狙いを定め続けられるバリュー投資家は、むずかしい時期でさえも利...
2016年1月16日土曜日
グレアムとドッドに返れ(セス・クラーマン)
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2009年3月のOID誌に掲載されたセス・クラーマンの講演記事から、ひきつづきの引用です。前回分は こちら です。(日本語は拙訳) <クラーマン>バリュー投資家が自分以外の何かになりたいと望むのであれば、グレアムとドッドがみせてくれた知恵を思い返すのが一番です。...
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