2017年にとった基本方針はここ数年と変わらず(過去記事2015年)、「市場からの評価水準が高い銘柄を順次売却して、保有株式数を減らす」ことでした。また売却はしないものの価格下落リスクが大きいと考えた銘柄については、ヘッジ的な売り(つなぎ売りなど)をしました。結果的にヘッジ・ポジション全体からは損失を出しましたが、あくまでも保険代とみなしており、今年も同様の方針をとるつもりです。
一方、証券を買うほうについては、年末近くになってから1銘柄を新規購入したものの、実質的には休業状態でした。悲観的な見方が織り込まれていない株価は、正直なところ苦手です。
銘柄ごとの売買概況は以下のとおりです(銘柄コード順)。
<新規購入(New Buy)>
・クックパッド(2193); まだわずかな規模の買いにとどめています。
<買増し(Add)>
・モザイク(MOS)
<現状維持(Hold)>
・日精エー・エス・ビー機械(6284)
・日東電工(6988)
・マニー(7730)
・任天堂(7974)
・しまむら(8227)
・バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)
・インテル(INTC)
・マイクロソフト(MSFT)
・従来からの主力銘柄
<一部売却(Reduce)>
・クラレ(3405)
・メック(4971)
・日進工具(6157)
・iShares シルバー・トラスト(SLV)
・ウィートン・プレシャス・メタルズ(WPM); 以前のシルバー・ウィートン(SLW)から社名が変更されました。
・従来からの主力銘柄
<全部売却(Sell)>
・サンリオ(8136)
つづく投稿では、このところ業績(および株価)が思わしくなかった銘柄について、簡潔ながら反省と共にふりかえりたいと思います。
マニ-(7730)や日進工具(6157)は私も所有しています。株価は何時の間にか何倍にもなりました。
返信削除でも、日進工具を一部売却されたのは、株価が上がり過ぎたからでしょうか?
バフェットがGEを売った時のように気になります。
匿名さん、コメントをありがとうございます。
削除日進工具は個人的に好きなタイプの企業で、応援しています。世間での微細加工はひきつづき進展しているようで、当社にとって追い風だと思います。また財務も優良で、不況がやってきても十分に乗り越えられる余力があると感じています。
そのような企業の株式を売るのは、あくまでも個人的な理由からです。現金比率を漸増させたいので、市場からの評価が過大気味と思われる銘柄や、ポートフォリオ中の構成比率が高い銘柄を中心に、少しずつ売却しています。当社は優良ながらもまだ規模が小さいため、想定しにくいリスクが高めだと判断しています。
またよろしくお願いします。それでは失礼します。