メアリー・バフェットなる人物らが著した本として、本書『新・バフェットの教訓』の以前の版は、過去に刊行されて流通してきました。その改訂版である本書を少し前に読んでみましたが、新味のある内容はこれといって目につきませんでした(節穴かもしれません)。そのためウォーレン・バフェットのことを継続的に観察してきた方々が、あえて手にとる類の本ではないと感じています。
そうは言いつつも、反省復習しながら一読できました。以下に引用した文は、経済や株式市場が現在のような状況にあるからこそ、(個人的に)心に刻んでおきたいと感じた言葉3つです。
No. 12
我々にとって最高なことが起きるのは、
偉大な会社が一時的なトラブルに見舞われたとき……。
我々が買いたいのは、
手術台に横たわっているときの優良企業だ
No. 29
好機は稀にしか訪れない。
空から黄金が降ってきたときは、
おちょこではなくバケツで受け止めなさい
No. 31
株式市場とは、
忍耐力の低いものから高いものへ金[かね]を移転する装置である

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