結婚前は専門書や好きな作家の本を買い揃えていました。天井まで届く本棚4本に詰め込んでいた時期は、引越しの荷造りも一苦労でした。現在は収集癖をやめ、読みたい本は図書館で借りてくることにしています。たまった本は引越しのたびに処分して、現在は夫婦で本棚2本以下に減量しました。
地元の図書館の最も使える点は、リクエスト制度です。店頭に並んだばかりの本をリクエストすると、蔵書に加えてくれます。年度末には予算の都合で断られた自治体もありましたが、現在住んでいる街では、リクエスト成功率は95%を超えています。依頼してから手元に来るまで3,4週間ぐらいかかりますが、私の場合は毎週1冊をめどにリクエストを出し、読み終えていない本が常に手元にあるようにしています。
リクエスト時に、個人的に注意している点が2つあります。1つ目は、出版されて間もない本をお願いしています。少し前に出版されたもの、例えば数年前の本だと近隣の市町村の蔵書が回ってくることがあります。これだと、同じ本を再び読みたいときには改めてリクエストしなければなりません。地元の図書館の蔵書になっていれば、次に読みたいときに手間がかかりません。
2点目は、ほどほどポピュラーな本を選ぶことです。書店で平積みになっているような本は、たいてい応じてくれます。そのため、書店で新刊平積みを調査するのが小さな楽しみになっています。自分以外に借りる人がいないような本だと、図書館側が却下することがあります。専門書が典型です。洋書の専門書をリクエストしていた時期がありましたが、そのうち却下されるようになりました。利用者側の節度も大切ですね。
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