<投資対象について>
1. 石器時代へあともどり(ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー)
チャーリー・マンガー「本当に巨額の財産を時とともに築いていくには、よいビジネスに投資してそこから離れないこと。その上で、よい事業をさらに加えていくこと」
2. 世界を変えて、投資で成功する(チャーリー・マンガー)
チャーリー・マンガー「2メートル以上もある柵は飛び越せないと。そうではなく、向こう側に大きな見返りが待っている30cmの柵をさがします」
3. 「最良」の投資家になる方法(ボブ・ロドリゲス)
ボブ・ロドリゲス「(25年間にわたる投資成績が)複利で年率24%増でした。その上乗せ分がなぜ生じたのかを考えると、集中度を高めたことと、他者が感情的になって資金の出入りを決めることに左右されなかったのが原因だと思います」
4. ある投資家が描くチャーリー・マンガー像(4)
某個人投資家「買いの決断を20件や30件も下す場合、それらが正しい上に、ポートフォリオ全体に重大な影響を与えるほどになる確率は、いったいどれぐらいなのだろうか。ポートフォリオのわずか3-5%を占めるために、何ヶ月あるいは何年も時間を費やして企業を研究しなければならないのか」
<投資姿勢について>
5. 隣人のロバをむさぼってはならない(ウォーレン・バフェット)
ウォーレン・バフェット「自分たちがよくわからないものには手を出さないことにしています。そして、他人がうまくやっているからといって妬まない。それですべてです」
6. 2012年度バフェットからの手紙(1)100年間はぐっすり眠れる
ウォーレン・バフェット「ゲームに参加しているのと比べて、参加しないリスクのほうがずっと大きい。チャーリーとわたしはそう確信しています」
<認知心理学>
7. 私たちはいつも幻覚を見ている(神経科学者V・S・ラマチャンドラン)
ラマチャンドラン「私たちは、世界を見るときいつも幻覚を見ている。知覚とは、しばしば断片的かつ短命な入力データにもっともよくあう幻覚を選ぶ行為であるとみなしても、ほとんどさしつかえがないくらいだ」
<生きかた>
8. 他人をしのぐというものではない(ウォーレン・バフェット)
ウォーレン・バフェット「他人をしのぐというものではありません。それよりはむしろ、自分が何をすべきか、どんな種類の人間になりたいかを決めるだけの問題だと思います」
<起業家魂>
9. ウォッカの大瓶を買ってきてあげる(ミセスB)
(若きミセスBの旅立ち)靴底を減らさないように靴を肩に背負い、最寄りの駅まで約30キロの道のりをはだしで歩いた。
<この世の切なさ>
10. いずれ悲惨な時代がまたやってくる(チャーリー・マンガー)
チャーリー・マンガー「悲惨な激動を招くのは、人間が築く文明の本質でしょう。ですから、まったく揺らぎもしない凪ぎの時代が500年もつづくとは思えません」
ここには含んでいませんが、セス・クラーマンによる「安全余裕」の文章の多くは今年のような状況だからこそ、なおさら読むに値すると感じています。
2 件のコメント:
== No title ==
年内最後の投資として、先日、シンガポールの水処理会社ハイフラックスに投資しました。
CEOのオリビア・ラム氏はミセスBに負けず劣らずの苦労人で企業家精神にあふれる女性ですよ。
来年もブログを楽しみにしています。
== ハイフラックス(ブロンコさんへ) ==
ブロンコさん、こんにちは。
ハイフラックス社と創業者オリビア・ラム女史のことは初めて知りました。シンガポールの水事情は、投資候補として栗田工業などを調べた際にわずかに気に留めた程度だったのですが、当社のような有力企業の存在には至りませんでした。ご紹介くださって、どうもありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。それでは失礼致します。
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