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2011年11月25日金曜日

新聞をとらない(節約度★★)

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インターネット・メディアが浸透したせいか、最近は新聞を読まない人が増えているようですが、10年ほど前は状況が違ったと記憶しています。新聞をとるのをやめたことを会話の相手に伝えるのは、わずかに後ろめたかったものです。

新聞とテレビのない生活を10年間続けましたが、あまり不自由は感じませんでした。時間が足りない頃はテレビをみる余裕がほとんどなかったですし、新聞を読む時間は本を読むのにあてていました。ネット・サーフィンで無駄な時間を過ごしてきたのは、今でも反省すべき点です。

時間が確保できて、番組や記事を選別できるのであれば、テレビや新聞に触れるのは有用だと思います。特に新聞は一覧性が秀逸なので、きっかけ探しの場としては申し分のないメディアと感じています。新聞なしの10年間に逃した機会がどれだけあったのか、少し気になってはいます。

2,3週間前の新聞をまとめて読むといったときには、やはり図書館が便利です。直近1週間前のものは他の利用者と競合しやすいです。「月刊新聞ダイジェスト」という雑誌もありますが、これだと記事の拾い方が万人向けかもしれません。

2011年11月24日木曜日

チャーリー・マンガーの名言「逆だ、いつでも逆からやるんだ」

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マンガーの発言の中で、もっとも記憶に残りやすいものといえば、今回のものか、あるいはもうひとつ「ハンマー」でしょうか。覚えやすいからといって安い言葉ではなく、意思決定や問題解決において大きな力を発揮するものです。「Poor Charlie's Almanack」に収録されている講演その1 Harvard School Commencement Speech(June 13, 1986)からの引用になります。(日本語は拙訳)

偉大なる代数学者ヤコビは、同じ文句を繰り返していたことで知られています。「逆だ、いつでも逆からやるんだ」。ヤコビのいうように、難題の多くが逆方向からせめたときこそ上手に解けるのは、当然といえるでしょう。

The great algebraist, Jacobi, had exactly the same approach as Carson and was known for his constant repetition of one phrase: "Invert, always invert." It is in the nature of things, as Jacobi knew, that many hard problems are best solved only when they are addressed backward.


次回の投資の投稿に続きます。

2011年11月22日火曜日

何、食べてるの?(節約度★★★)

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今回は食費です。総務省統計「家計調査」ですが、家族構成によって食べっぷりがちがうので、「世帯主の年齢階級別1世帯当たり1か月間の収入と支出」から、「全国・二人以上の世帯」で、「40歳代前半」の数値をとりました。

まずは統計値です。
食料 約72,000円
(うち、酒類 約2,800円)
(うち、外食 約17,000円)

一方、我が家の状況です。平均的な2011年7月を挙げました。
食料 約47,000円
(うち、酒類 約1,500円)
(うち、外食 約17,000円)

内訳に挙げた酒代と外食費は、近い金額におちついています。では差額の25,000円分、我が家に欠けているものは何かと探ってみたところ、次の2つが大きいようでした。
・飲料 4,200円
・調理食品 8,300円(弁当、冷凍食品、寿司、コロッケ等)

飲み物は以前に取り上げましたが、外ではなるべく買わず、自宅で用意したものを持参しています。また調理食品もあまり買いません。食品は加工度の低いものを買い求めるようにしています。安心感が得られるだけでなく、加工賃もはぶけます。だからといって、家庭料理の腕がよいわけではありません。質素な食事で済ませています。

我が家の外食費は金額こそ世間並みですが、内訳は勤め先で昼食をとるのと子供の給食費の合計、つまり平日の昼食代です。食費全体に対する割合が36%、なんとなく納得の数字です。弁当をつくって持参すれば、節約できるところですね。

最後になりますが、我が家の食費管理の方針は次のようなものです。
・なるべく自炊する
・安い店で、安いときに、普通の食べ物を買う
・そこそこ粗食

2011年11月21日月曜日

科学的に研究する際のやりかた(リチャード・ファインマン)

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バフェットやマンガーは、投資をする際の意思決定では「合理性」が大切なことを強調しています。今回は「合理」の代表格であるハード・サイエンスの分野、物理学者ファインマンの「ファインマンさんベストエッセイ」からの引用です。科学的アプローチが簡潔に記されていますが、投資にも適用できるものです。先だって取り上げたマンガーの「多面的メンタルモデル」に通じるところもあります。

すでに答えがわかっているのなら、それについて証拠を集める必要などありません。とにかく何かについて確信がもてないとすると、つぎはこれについて証拠を探すことになるのですが、科学的方法ではまず試すことから始まります。しかしそれ以外にも、もっと大切なことがあるのを見過ごしにはできません。それは自分のさまざまな知識を論理的に一貫して筋がとおるよう、まとめるということです。わかっていることのあれとこれとをつなぎあわせ、それとこれとに矛盾がないかどうかテストすることは、非常に意義のある作業で、方向の異なる考えをつなぎあわせようとするこの努力は、すればするほど意味があるのです

さてこうして証拠を探す作業のつぎにくるのが、その判断です。発見した証拠の判断については、一般的につぎのようなきまりがあります。それは自分の気に入ったものだけを選ぶのではなく、何もかも一つ残らず考えに入れること。そして研究をつづけられるだけの客観性を絶えず保ち、究極的に権威ある意見なんぞに頼らないということ、これがそのルールです。権威は真実が何であるかのヒントにはなるかもしれませんが、それは断じて情報の源ではありません。自分の観察が権威ある意見に反する場合は、できるだけ権威のほうを無視すべきです。そして最後に、その結果の記録には決して私観をまじえてはなりません。(p.85)

2011年11月20日日曜日

水道料金について(節約度★★)

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今回も総務省統計「家計調査」からです。1世帯(2人以上)あたりの上下水道料支出ですが、月平均で約5,000円です。一方、我が家は3,000円弱です。

節水の取組みは月並みです。風呂あがりの残り湯を洗濯に使っているぐらいです。風呂から洗濯機に水をくみ上げるホースのモーターが壊れてからは、浴槽からバケツでお湯をくんで手動で運んでいます。

入浴について、もう1点ありました。浴槽にためるお湯の量ですが、140リットルにしています。引越し前はさらに少なくしていたので、ゆとりは全くありませんでした。

先日引越しをしましたが、以前のトイレと比べるとタンクが節水型になっていました。引越し前後の各種設備をつい比較してしまうのですが、トイレについては改善された一件でした。