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2011年12月2日金曜日

われわれが錯覚に捕らわれているとき

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晩年のファインマンと親交のあったムロディナウ氏の著作『たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する』から引用です。

われわれが錯覚に捕らわれているとき-そしてそのことで言うなら、何か新しい考えを抱いたときはいつでも-われわれはたいてい、その考えが間違いであることを証明する方法を探るのではなく、それが正しいことを証明しようとする。(p.279)


さらに悪いことに、われわれは自分の先入観を裏付ける証拠を優先的に探し求めるだけでなく、曖昧な証拠を自分の考えに有利になるように解釈する。(p.280)


以前にご紹介したチャーリー・マンガーの意見と似ていますね。

2011年12月1日木曜日

節約についての信条

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節約について書ける話題が少なくなってきたので、今後は主に「投資」の話題を投稿していきます。だからといって節約を軽視しているわけではありません。

以前に書きましたが、私が節約生活を始めたのは結婚がきっかけでした。それまでは典型的な「残さずきれいに使う」生活を送っていたので、節約に慣れて無意識に実行できるまで時間がかかりました。うまく思い出せませんが、4,5年間はかかったかもしれません。

自分や家族の時間を費やして、また自分の能力を生かして給料を手に入れるわけですが、振り返ってみれば小さな辛抱を積み重ねてきたものです。もちろん、仕事の中での喜びもありますが、正直なところ楽しいことばかりではありません。その蓄積を漫然と使ってしまうのがもったいなく思えるようになってきました。5,6年ぐらい前ですから、30代後半の頃からです。

世の中をよく見渡してみると、誠実で有能な経営者が、有望な商売を堅実に築き上げています。そのような企業の一部を所有できるとしたら、自分の努力も報われるというものです。株式と証券取引所は、それを実現してくれる道具です。わずかですが、すばらしい企業を手にできるわけです。辛抱と努力の成果である「お金」を交換するのに、十分ふさわしいものだと思います。

「仕事で得たお金を、節約によってなるべく手の中にとどめ、魅力的な商売に投資する」、これが当面の信条です。いずれまた、気持ちよくお金を使える時期が来ることを胸に抱きつつ。

2011年11月30日水曜日

取り組むのにちょうどよい問題(リチャード・ファインマン)

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投資対象候補の選定について、前回の引用でチャーリー・マンガーは「時間や才能に限りがある」とコメントしていましたが、ファインマンのインタビューに同様の発言があるので、引用します。『ファインマンさんベストエッセイ』からです。1979年のインタビューなので、彼の年齢は60歳を過ぎた頃です。ちなみに、ノーベル物理学賞は40歳代後半に受賞しています。

(質問)先生はどの問題なら、取り組むのにちょうど格好の大きさだとわかるのですか?

(ファインマン) (中略) 重要な要素の正しい組み合わせさえ手に入れば、深遠だが解けない問題を抱えて一生を棒に振ったり、だれにだってできるような小さな問題ばかりゴマンと解いて、一生を浪費したりしないですむ。(p.232)

2011年11月29日火曜日

我が家の家計簿(2011年8月)

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今年の8月の我が家の支出です。
夏休みの時期ですが大きな外出はしていないので、平均的な支出額になっています。

合計 ¥203,665 総括
(食費) 36,170 食費全般, 朝食, 飲み物
(日用品) 1,702 歯みがき
(住居) 99,710 分譲か賃貸か
(光熱水道) 6,593 水道, 電気
(保健衛生) 1,300
(教育) 29,296 (保育園)
(教養娯楽) 6,147 新聞, 図書館
(交際) 6,500 (飲み会)
(交通、通信) 10,247 通信費, 電話回線種別, 自動車
(その他支出) 6,000 共済

下の図は構成比の円グラフです。以前にご紹介した家計簿ソフト「ひかる」からの出力です。









面積の大きな部分、水色(住居)と灰色(教育:保育園)は固定費です。残りの大きな部分は青色の食費ですが、過去の記録とくらべると低い金額におちついているので、準固定費とみなせそうです。削りどころは、やはりピンク色(教養娯楽)、えんじ色(交際)。ここを抑えれば20万円を下回ります。けれども、比率の大きい家賃を聖域扱いしているのが本末転倒でしょうか。

2011年11月28日月曜日

長続きする競争優位性を見極める

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チャーリー・マンガーが会長を務めていたWescoはバークシャーに100%買収され、非公開企業となりました。Wescoの株主がマンガー「会長」と対話できる最後の会合が7月に開催されました。そのメモがScribdにアップロードされているので、その中から引用します。

(質問24)長続きする競争優位性を見極めるには、何を最重要視しますか。

(マンガー)ウォーレンも私も、コア・コンピタンシーのある産業や企業しか注目しませんね。みなさんもそうしたほうがよいですよ。時間も才能も限りがあるわけですから、上手に使うべきです。

Q24: When assessing durable competitive advantages, what does he consider the most?

Munger: He and Warren only look at industries and companies that they have a core competency in.Every person has to do the same thing. You have a limited amount of time and talent and you have toallocate it smartly.

そういえば、ウォーレン・バフェットがチャーリーから学んだ知恵として、次の発言を繰り返しています。

すばらしい企業にそこそこの値段がついているほうが、そこそこの企業にすばらしい値段がついているよりも良い。

A great business at a fair price is superior to a fair business at a great price.