ot

2012年10月13日土曜日

ローレン・テンプルトン女史

ジョン・テンプルトンの投資方針を説明した本『テンプルトン卿の流儀』の話題を、以前にとりあげました(過去記事)。著者のローレン・テンプルトンはジョンの大姪(甥姪の子供)にあたる人で、彼女自身もヘッジファンドを運営しています。彼女の動向は個人的にはまったく知らなかったので、今回ご紹介するインタビュー映像はある種新鮮でした。



ジョンの直伝を受けているだけあって、発言がふるっています。
「市場全体が下落した時には気持ちを切り替えて、お買い得のほうに目を向ける」(1分30秒)
「悲観的なニュースが見出しにでると、わくわくする」(2分50秒)

ところで、彼女のファンドに関する情報はEDGARを検索しても公募時のものしかなく、成績(保有株式)の方は見当たりませんでした。ファンドの規模が小さいからか、あるいはタックスヘイブンで運用しているからなのか、法規制に疎くて理由はよくわかりません。ただ8月のブルームバーグの記事によれば、「マーケット・ニュートラル戦略をとっているファンドでは、今年は上位7番目の成績をおさめている」とありました。

Bloomberg features Chattanooga's Lauren Templeton Capital Management

最後に、彼女のファンドのWebサイトに掲載されている写真です。事務所かどこかの扉の上に、次の銘文が掲げられています。"TROUBLE IS OPPORTUNITY"、「災い転じて福となす」といったところでしょうか。




(2012/10/16訂正)大姪の説明を訂正しました。(誤)姪の子供 -> (正)甥姪の子供

2 件のコメント:

gonchan さんのコメント...

== No title ==
なかなかきれいな方ですね(どうしてもそっちの見方をしてしまう)。
Maximum Pessimismという定期物(名前もテンプルトンらしい)の購読に登録してみます。

betseldom さんのコメント...

== gonchanさん、こんにちは ==
gonchanさん、お久しぶりです。コメントをどうもありがとうございました。
自分だけかと思っていたら同意してくださる方がいて、ひと安心です。
Maximum Pessimismのほうは目を通していませんでした。ご指摘いただき、ありがとうございました。アーカイブがいくつか公開されていますが、2012年7月号でとりあげているPotash Corp of Saskatchewanあたりはわたしも注目していた銘柄なので、こちらのニュースレターのほうも読んでみたいと思います。
http://www.maximumpessimism.com/newsletter.html
それではまたよろしくお願いします。失礼致します。