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2011年10月26日水曜日

非電化生活(5)アイロンがけを減らす

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数年前までは、ワイシャツをクリーニングに出すのがもったいなくて、自分でアイロンをかけていました。が、せっかくの休日の時間がもったいないのと、夏の暑い盛りに汗だくになるのを考えて、形状安定シャツに切り替えました。無地の白色4,5枚買ってローテーションを組みました。ショッピングセンターで1枚1000円以下で買えます。

大学時代にアルバイトで塾講師をしていたのですが、毎週2,3枚のワイシャツをクリーニングに出していました。お金のことをよくわかっていなかった頃の話です。

2011年10月25日火曜日

集団が個人より劣るとき

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経済学者が厳密なモデルを構築して答えを求めようとするさまを、チャーリー・マンガーは「物理学羨望症(physics envy)」と呼んでいます。経済のような複雑すぎる事象を、物理学のようなモデルを使って解こうとしても限界がある、という意味です。現在読んでいる本『なぜ経済予測は間違えるのか?』は、チャーリー・マンガーと同じような主張を展開しています。マンガー語録の副読本として興味深く読める同書から、今回は「人間の非合理性」について引用します。

カーネマンとトヴェルスキーは、長く共同研究を続ける間に、私たちは合理的に意思決定するという新古典派の前提に対してもろに疑問を投げかける結果をいくつか見出した。平均人なるものがあるとすれば、それには明瞭な心理的な偏りがあるのだ。たとえば、損と得に対する態度が対称的ではない―損に対する方がおよそ二倍敏感になる―ので、リスクは避けようとする。最近の出来事によって方向が偏るので、このところ市場が上昇していれば、その流れが続くものと予想する。変化を嫌い、所有しているものは、同等のものと交換するより手許に残す方を好み、長年信じていることを放棄するのを嫌う。極端なことが起きる可能性を過小評価し、そういう出来事に対処する自分の能力は過大評価する。

人が集まれば意思決定がもっと上手にできて、何らかの形で人はそうしていると思われるかもしれない。しかしカーネマンが明らかにするところでは、「ある集団の全員に同様の偏りがある場合、集団は個人より劣る。集団はもっと極端になる傾向があるからだ…多くの場面で、リスクシフトと呼ばれるリスクを冒すようになる現象がある。つまり集団は個人よりも危ない橋を渡りやすい」。集団は、楽観的になって、疑いを抑圧し、集団思考を見せる傾向もある。市場のようなもっと大きな非公式の集団では、これが群衆行動に置き換わる。投資家が一斉に市場になだれ込んだり引き上げたりするようなことだ。(p.129)


このところ、行動経済学や神経経済学の翻訳書がいくつか出ています。最近のものでは『あなたのお金と投資脳の秘密―神経経済学入門』が入門的な一冊かと思います。

2011年10月24日月曜日

非電化生活(4)ホウキしてます

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カーペットを敷いていた時期には掃除機が不可欠でしたが、結婚後2回目の引越しでカーペットを処分しました。その後はクイックルワイパーを愛用していましたが、今ではホウキに落ち着きました。ダイソーで210円ぐらいです。掃除機を動かすのは引越しのときぐらいです。








まめにホウキで掃くようにしていますが、見えにくい掃き残しはそれなりに残ります。フローリング張りの部屋ばかりなので、水拭きで週1回雑巾がけしています。しょせんはホウキです、ご期待は控えめにどうぞ。妻は茶殻をまいてから掃いています。そのほうがホコリを集めやすいとのこと。これから緑茶を飲む季節になるので、私も挑戦してみます。

(追記: 2014年10月現在は時間が取れることもあり、ホウキ及び水拭きは毎日実施しています)

2011年10月23日日曜日

その場に最も合うモデルを、その都度つくるしかない

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まずは、先だってご紹介した信越化学工業の金川会長の書籍から、別の引用になります。

経営においては、客観情勢を正確に理解して、いかにすれば一番会社に有利かをその場その場で判断していかなければなりません。

状況は絶えず変わっているわけですから、固定したやり方では通用しないのです。ただひたすら、どうすれば会社にとって一番プラスになるのかということだけを考え続け、その場に最も合うモデルを、その都度つくるしかないということになります。

経営理論の本や経営書などが流行っているそうですが、私はほとんど読んでいませんし、これからも多分読まないでしょう。

なぜなら、経営は実践のなかから学ぶしかないものだというのが私の持論で、経営の実績もない人の説く経営論には、どうしても興味が持てないからです。

もし、ジャック・ウェルチ氏が経営を教えてくれるというのなら、私も喜んでお話を聞きます。でも、学校の先生やコンサルタントから経営の一般論を言われても、多分、混乱するだけでしょう。
経営は理屈では把握しきれません。やはり、実践から学ぶしかないようです。


投資先の企業を分析するやりかたも似ていると思います。「その企業に最も合うモデルを、その都度つくり、その上で企業の価値を算出する」といったところでしょうか。私の場合、手持ちのモデルが多くないので、それなりに身の程をわきまえるよう、心がけています。投資先業界を限定したり、自分の得意なモデルに当てはまる場合に、買いに踏み切っています。

2011年10月22日土曜日

非電化生活(3)テレビ、ないんですよ。

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「うちにはテレビ、ないんですよ」
職場の同僚や仕事で関係する人に打ち明けると、少し前まではぎょっとされたものですが、最近になって「テレビはあるけど、ほとんどつけません」と返されることが増えてきました。時代は変わりつつありますね。

結婚して数年間はそれなりにテレビをみていました。WBSが始まる前には何とか帰宅し、夫婦で並んでみていたものです。テレビをやめるきっかけになったのが、7,8年前に騒がれたNHKの不祥事でした。受信料の不払いが流行になり、ちょうどいい頃合いと考え、NHKに解約を申し出ました。コールセンターの担当者は不平そうな声での応対でしたが、テレビを処分したことを伝えると、声色がなめらかにかわり、速やかに手続きしてくれました。

それ以降、現在までテレビなし生活を続けています。地デジに切り替わるまでは朝のNHK総合のニュースはFMラジオで受信していましたが、今はそれも聴けなくなりました。かわりにNHKラジオをと考えましたが、毎朝ラジオ体操をやっているので、聴くのはやめにしました。

テレビをみないと節約につながるのかどうか、よくわかりません。たしかに電気代は節約できます。あとはCMをみないので消費意欲が湧かないぐらいでしょうか。そういえば、子供があれこれほしいと言い出すこともありませんね。